今回は「須知(志宇知)城址」を予定していましたが、地図を眺めていたら「園部城址」というのもあるようなので、そちらにも行ってみました。
「園部城址」は平地のお城で、今はその場所に「京都府立園部高等学校」が建っています。まずは「園部総合公園駐車場」にバイクを駐めると、何やら復元されたお城らしき建物が見えます。

はじめはこれが「園部城址」だと思ったのですが、グーグルマップに表示される位置と違うので付近を調べると、「京都府立園部高等学校」の門の横に石碑がありました。登山しなくて良いので楽だったのですが、学校なので中に入ることはできませんでした。


次は本命の 「須知(志宇知)城址 」ですが、前回はグーグルマップにとんでもないところに連れて行かれたので、今回は十分に調査しました。
「須知(志宇知)城址 」は「玉雲寺」というお寺の近くにあるようなので、そこを目指して行きました。わたしは知らなかったのですが「琴滝」という有名な観光地の近くでした。案内図を見ると、「琴滝」経由で 「須知(志宇知)城址 」に行けるみたいです。結果的に、「琴滝」→ 「須知(志宇知)城址 」→「明石」というルートで山を縦走しました。

「琴滝」は、水が涸れていて滝状態じゃなかったのですが、この青い岩肌に水が落ちてきていたら、さぞ壮観だろうなと思いました。


ここからは 「須知(志宇知)城址 」を目指して登山です。この登山道は階段は少なく、斜面を登っていくスタイルでした。要所要所に赤いリボンで目印があって、道を間違えないように工夫されていました。森の中を登る感じがポイント高いです。


「須知(志宇知)城址 」です。石垣が少し残っていますが、他の城址で見られたような石碑や案内看板はありません。山頂にはかなりの平地部分があり、「本丸」以外の建物も建てられていたことが伺えます。


帰りは同じ道を戻るのではなく、山を縦走して「明石」という場所に降りることにしました。降りはかなりの急斜面で、落ち葉で滑ります。危ない場所にはロープが張られていて、それにつかまって降りました。(でないと足を滑らせて転ける可能性大。)


山を降りた先の「明石」という地区は「玉雲寺」(紅葉がきれいでした。)の近くなので、テクテク歩いてバイクを駐めた駐車場に戻ります。


お城巡りを終えて、実家に立ち寄ろうと走っているときに、グーグルマップのナビの指示を聞き間違えて、狭い道に入り込んでしましました。場所を確認しようとバイクを左端に停めて、左足をついたら、田んぼのあぜ道で滑って立ち転けしてしまいました。
転けただけならよかったんですが、クラッチレバーが破損してしまって自走できなくなりました。仕方ないのでJAFを呼んで、「BMWモトラッドミツオカ大阪店」までバイクを運んで貰いました。JAFは15kmまで無料でそれ以降は1kmごとに700円かかるそうなのですが、その超過分は任意保険のレッカー特約で最大30万円分まで支払って貰えるそうです。


滑って立ち転けしただけなので、クラッチレバー以外には破損箇所はないのですが、部品の調達から修理まで、約1週間はかかるだろうなあ。