寺社巡り(丹波篠山市 熊野権現社・辻の稲荷社・波々伯部神社編)+小ネタ巡り(丹波篠山市編)

梅雨が早々に明け、連日の猛暑が続いている中、7月7日に丹波篠山市へ寺社巡りと小ネタ巡りに行ってきました。

7時過ぎに出発し、「ファミリーマート亀岡本梅店」で昼食を調達しました。まずは「小野奥谷の宝篋印塔」に向かいました。R372から路地へ入って少し進むと宝篋印塔の説明看板と石碑があります。

バイクを道端に駐めて、墓地の右側を山に入っていくと、宝篋印塔がありました。室町時代のものらしく、市の指定文化財になっています。

次は道をそのまま南に進んで「熊野権現社」に向かいます。途中からグーグルマップの道がなくなり、田んぼのあぜ道を走ると、害獣対策フェンスの手前に東屋と説明看板がありました。

この「お知らせ」には、表参道の石段が危険なため、裏参道からお参りするように記載されています。

こちらは表参道です。正面に見える害獣対策フェンスを開閉して「熊野権現社」へ向かいます。

こちらが裏参道へ通じる林道への入口です。電気柵と害獣対策フェンスを越えていくことになります。わたしは往路は警告を無視して表参道、復路は裏参道を利用しました。

表参道の石段の下にたどり着くと、倒木が道を塞いでいます。でも、周りの様子を見ると、表参道の危険な石段を通らせないように、ここに倒木を置いているような感じでした。

倒木の先の石段です。かなりやばい感じが伝わるでしょうか。普通に登ると崩れたときに危ないので、少し前傾姿勢で登りました。石段は103段あるそうです。

「熊野権現社」の「本殿」です。「本殿」の社は建屋で囲ってあります。

石段を上から見下ろしたところです。足を踏み外して転げ落ちたくないので、裏参道から帰りました。

裏参道を降りてきて、下から見上げた写真です。裏参道は通りやすく整備されています。

裏参道から林道に入って、バイクを駐めた場所に戻ってきました。正面の害獣対策フェンスを通って、さらに電気柵を通ります。左手に少し見えているのが東屋の屋根ですね。

次は「辻の四本杉」に向かいます。一度R372へ戻って、農道を走ります。「林道鶴沢線」の分岐点に「辻の四本杉」の案内看板がありました。バイクを道端に駐車して、徒歩で向かいました。

「辻の四本杉」は「辻の稲荷社」の御神木でした。稲荷社に入るには害獣対策フェンスを開閉して進みます。

「辻の稲荷社」の境内です。「辻の四本杉」は奥にあります。

説明看板によると「辻の四本杉」は樹齢700-800年の御神木で、市の指定文化財のようです。

「辻の四本杉」です。超広角レンズのないスマホカメラでは全貌を納めきれません。

「辻の四本杉」の根元の部分です。大迫力で御神木の風格ありまくりです。

バイクを駐めた場所に戻って、そのまま農道を南下します。この害獣対策フェンス付近でグーグルマップの道がなくなるので、林道に入ったというだと思います。

この林道は「山の郵政が通った道」なのだそうです。未舗装林道ですが、深い轍はないのでスクランブラーなら余裕です。

林道の左手に「辻の毘沙門窟」の案内看板がありました。

「辻の毘沙門窟」の説明看板です。初寅の日にお参りに行く行事があったんですね。

登り口には鳥居が建っています。鳥居を抜けたところから左手に登ると分岐点があります。そこを右手に行って、川沿いに登れば良かったのですが、左手に行ったため遠回りをしてしまいました。

途中で正しい参道に戻りました。この石段の左手が川ですが、ほとんど水は流れていません。

「辻の毘沙門窟」に到着しました。案内看板には15分とありましたが、道を間違えたので18分くらいかかりました。6月18日に行った「小原の毘沙門洞」は岩がもたれ合うような構造でしたが、ここは岩に潜り込むような感じでした。

この祠に毘沙門さまが祀られているんでしょうね。

「毘沙門さんの滝」です。「辻の毘沙門窟」の左手にあり、川の源流ともいえます。残念ながらまったく水が流れていなかったため動画は撮影しませんでした。

「辻の毘沙門窟」の左端の岩肌からはポタポタと水が落ちており、初めはこれが「毘沙門さんの滝」かと勘違いしました。

岩肌のポタポタ水の動画を撮影しました。まあ「毘沙門さんの滝」の代わりということで・・・。YouTube動画の共有です。

バイクを駐めた場所に戻ってきました。帰りは正しい参道を降りてきたので12分くらいでした。

最後は「波々伯部(ほうかべ)神社」です。この青銅の「鳥居」は、室町時代末期の延徳2年(1490)の銘をもつそうで、嘉永3年(1850)に再建されているそうです。

「波々伯部神社」の説明看板です。

「鳥居」から「本殿」への参道です。素敵な並木道ですね。

「拝殿」です。

「拝殿」の奥に「本殿」があります。「出雲大社」や「伊勢神宮」と同じような建築様式に見えました。

境内の御神木も見事です。歴史のある神社は、鎮守の森としても美しいですね。

鐘はありませんが、鐘楼だと思われます。神仏習合時の名残でしょうか。

昼食を調達していたのですが、「波々伯部神社」の参拝を終えたところで10時半だったので、真っ直ぐ自宅に帰ってから昼食をいただきました。この暑さだと12時頃をめどに切り上げないと危ない気がします。

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