寺社巡り(茨木市 忍頂寺・宝池寺 八大竜王宮編)+山登り(同市 竜王山編)+滝巡り(同市 瀧不動明王編)+岩巡り(同市 穴仏・負嫁岩編)

今回は寺社巡り、山登り、滝巡り、岩巡りと盛りだくさんに見えますが、要は茨木市の「竜王山」の近辺を回っただけです。地元にこんな所があったのを最近まで知りませんでした。

まずは「忍頂寺」です。お寺の中にはバイクを駐められないので、手前の路肩に駐めました。次の「宝池寺 八大竜王宮」へは道を戻ると思っていたので、Uターンして駐めたのですが、実は「忍頂寺」のさらに先に「宝池寺 八大竜王宮」があったのでした。

「忍頂寺」の前にある説明看板です。織田信長の保護を受けたけど、キリシタン大名の高山右近が寺院を焼いて寺領を没収したとあります。高山右近については、2023年3月に「高山城址」を訪問したことがありますね。

本堂です。こぢんまりしたお寺ですね。「忍頂寺」はこの辺りの地名にもなっているので、もっと大きなお寺だと思っていました。

桜は8分咲きといったところでしょうか。明日か明後日には満開になりそうですが、明後日から雨予報なんですよね。

次は「宝池寺 八大竜王宮]へ向かいます。バイクを駐めた場所は、お寺の参道の手前です。ここから先は宅配便等業務用の車両以外は立入禁止だったので、手前でUターンして駐めました。この場所はUターンするためのロータリーになっています。

ロータリーの中心の枯木の貼り紙です。「山の掟」が記載されています。「山の天狗」さまによると掟を犯すと町内を引き回しの上、打ち首獄門だそうです。

参道を少し進むと「岩刀山(いわたちやま)」があります。

写真の中央に見える岩が中央から割れていますが、この割れ目から薬師如来が出現したとのこと。そのため「薬師岩」とも呼ばれているそうです。

「宝池寺 八大竜王宮」に到着しました。バイクを駐めた場所から約4分です。近くまでバイクで来られるのは便利ですね。

「拝殿」です。この建物の奥に「本殿」があります。そこに「八大竜王」が祀られているのでしょうか。

先ほどの説明看板の横を進むと「竜王山」の登山道に入ります。

登り始めるとすぐに「愛宕権現」があります。石碑には「愛宕辨天」とあるのですが、「愛宕神社」って辨天様でしたっけ?

「竜王山」の周辺は「自然歩道」として整備されていて、案内看板も適宜設置されています。ここは後から訪問する予定の「穴仏」と「負嫁岩(およめいわ)」との分岐点です。

「竜王山展望台」に到着しました。バイクを駐めた場所から約10分です。この展望台は木造なんですが、風雨に晒されて傷んでいるか所がありました。

展望台からの景色です。周りに木々が多くて、それほど見晴らしが良いわけではありません。空気が澄んでいれば、もっと遠くまで見えるのかも知れませんね。

上の写真の反対側の景色はこんな感じです。木々が繁っていて空しか見えません。

先ほどの分岐点まで戻って「穴仏」「負嫁岩」方面に向かいます。分岐点はほぼ山頂にあるので、ひたすら山を降ります。(帰りはひたすら登りと言うことです。)

展望台から約22分で「瀧不動明王」に到着しました。説明看板によると修験者が修行する滝のようで、「高取神社」にあった「高神の滝」と同じ感じでした。

動画も撮影しました。YouTubeの動画の共有になっています。

「穴仏」「負嫁岩」に行くには、少し戻って分岐を左折し、見山方面に降りていきます。

「瀧不動明王」から約8分で「穴仏」に到着しました。「穴仏」は自然歩道から山を登った場所にあり、斜面が急なため補助用のロープが設置されていました。戦国時代に戦乱の被害を避けるために「忍頂寺」の薬師如来を岩穴に避難・安置したことから、その場所を「穴仏」と呼ぶようです。

「穴仏」から約6分で「負嫁岩」に到着しました。昔、辛い仕事が嫌で、口実を設けてはこの岩の上でさぼっていた嫁が、この岩を住処にしていた「山の天狗」に見つかって、松の木に縛り付けられて餓死したとのことです。バイクを駐めた場所にあった「山の掟」といい、「山の天狗」さまはなかなか厳しい方のようですね。

往路では「竜王山」の山頂を確認していなかったので、復路で「三角点」にやってきました。「竜王山」は標高510mなんですね。往路はかなり高い位置までバイクで来ているので、登山の実感がなかったのですが、復路は「負嫁岩」から「三角点」まで約23分登っているので立派な登山でした。

バイクを駐めた場所に戻ってきました。「竜王山」山頂を経由して「負嫁岩」までの往復で約1時間18分かかりました。「竜王山」は地元なので、また機会があったら来てみたいですね。

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