14年前に購入した液晶ディスプレイのリコール

2011年1月に購入した「BenQ」製の液晶ディスプレイ(製品型番:VW2420H)のリコール情報が、アマゾンからメールで届きました。さすがに14年前の製品だし、今はほとんど使用していないMac Mini用なので放置しようと思ったのですが、リコール事由が「ACアダプタのケースから発煙する可能性がある」ということなので対応することにしました。アパート住まいで火事でも起こしたら目も当てられませんからね。

リコールが公表されたのは2024年9月13日で、消費者庁のリコール情報にも掲載されていました。アマゾンからは3月25日に「[重要] 以前注文した商品に関する通知」という件名でメールが来ました。リコール公表から約半年遅れですが、こういう通知が来ないと知る機会もないので、アマゾンの対応には感謝しています。

下の写真がリコール対象の液晶ディスプレイです。23.8インチ、フルHD、VAパネルで、購入時の価格は19,000円でした。リコール対象はACアダプタであり、リコール情報にも「交換後はACアダプタに「BB02-B」という型番表示はありません」という記載があったので、互換品のACアダプタとの交換だと思っていました。

{BenQ」のサポートセンターに、メールでリコール対象製品を保有している旨を連絡すると、型番とシリアル番号が記載されているラベル(本体とACアダプタの両方)を写真に撮って送ってほしいと依頼がありました。この情報に基づいて、本当にリコール対象品かを確認するとのことでした。

写真を送ると、リコール対象品であることを確認したと言うメールが来ました。対応方法としては、「最新型の同等品の液晶ディスプレイを送るから、その箱にリコール対象品を梱包して返送してほしい。」とのことでした。14年前の製品を、最新型の同等品(製品型番:GW2490)と交換というのは、いくらなんでもおかしくないか? と思いましたが、わたしにとっては悪い話では無いので、その対応で進めました。

4月1日に交換品が到着しました。下の写真は保護用の外箱から出した状態ですが、大量のプチプチにくるまれて送られてきました。上に貼ってある「着払い伝票」は返送用のもので、リコール対象品を梱包後、この伝票を貼って集荷依頼をするようにとのことでした。

リコール対象品を分解して梱包後、交換品を組み立てて設置しました。23.8インチ、フルHD、IPSパネル、100Hzのリフレッシュレートの製品でした。アマゾンでの販売価格は18,000円(セール時は16,500円くらい)でした。14年前の液晶ディスプレイなんかゴミ同然なので、Mac Min廃棄時に一緒に処分しようと思っていたのですが、思いがけない事由から新品になってしまいました。

交換品の液晶ディスプレイは問題なく動作しました。上の写真の左側に置いている用紙はリコール処理用のもので、返送する液晶ディスプレイに同梱して送るものです。

多少の手間はかかりましたが、すごく得をしたことは事実なので、なんかバチでも当たらないかと少し不安になりますね。

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