11月20日のCBTRのチェックポイントは「安土城址」ではなく、「安土文芸の郷公園」にある「安土城天主 信長の館」でしたが、月曜日は休館日のため入館できませんでした。「安土城址」は「安土城天主 信長の館」の近くにあるため、城址巡りをしてきました。
「安土城址」の駐車場に到着しました。正面に見えるのは休憩所兼売店のようで、受付は城址への階段を少し登ったところにあります。「安土城跡入山料」(正式名称)は700円です。



城址へは階段が続いています。何カ所か「道祖神」の石碑を使用している部分があり、お賽銭を置いている方も居ました。さすがは「第六天魔王・織田信長」というべき所業ですね。


「黒金門」跡です。狭くなっている門を抜けた先は広場になっており、ここで敵を迎え撃つために造られていることがよくわかります。


「仏足石」です。「比叡山」を焼き討ちした「信長」ですが、「安土城」内には「摠見寺」跡もあり、信仰心とは無縁ではなかったようです。形骸化や堕落した宗教を毛嫌いしていただけかも知れません。

「本丸」跡です。面白いのは「本丸」跡の上に「天主閣」跡があることです。普通の大名は「本丸(天守)」に住みますが、「信長」は「天主」に住んでいたんですね。


「天主(「天主閣」または「天主台」)」跡です。規則正しく礎石が並んでいます。ここにあの異様な外観を誇った「安土城天主」があったんですね。


「天主」跡からの景色です。「安土城」も「彦根城」と同様に平城なので、見下ろすと言うより広がっていく感じがしました。「信長」は地元が繁栄するための「楽市楽座」などの施策をを行いましたが、意外と住民に近い人物だったのかも知れません。

「二の丸」跡であり、「織田信長本廟」です。「天主」跡からも見えていました。



「織田信雄四代供養塔」です。


「信長」が建立した「摠見寺」跡です。「摠見寺」は現在も存続しており、受付の近くに仮本堂があります。


「摠見寺」の「三重塔」(重要文化財)です、

同じく「摠見寺」の「二王門」(重要文化財)です。


「伝羽柴秀吉邸」跡です。ちゃんと「信長」存命時の名前で紹介されているところが細かいですね。


「安土城址」訪問は永年の悲願だったので、CBTRに感謝です。滋賀県は近すぎるので、なかなかツーリングの行程に組み込めず、通過してしまうだけだったんですよね。