お城巡り(茨木市 佐保栗栖山砦跡・佐保城址編)

前々回の「信貴山城址」、前回の「芥川城址(山城)」と「三好長慶」「松永久秀」縁のお城が続いたので、次は「三好長慶」が「芥川城址(山城)」の後に移り住んだという「飯盛山城址」を考えています。「飯盛山城址」は「信貴山城址」に同行した奈良県のM氏と行く予定しにしていますので、今回は地元の「佐保栗栖山砦跡」と「佐保城址」です。

「佐保栗栖山砦跡」は、「芥川城址(山城)」の後で下見をしたのですが、今ひとつよくわかりませんでした。とりあえずグーグルマップのストリートビューで城跡碑を見つけたので、できれば城址もという感じで向かいました。

府道110号線沿いの会社に入る私道の脇に「佐保栗栖山砦跡」の城跡碑があります。グーグルマップの過去のクチコミには説明看板の写真もあったのですが、台風か何かで壊れたのかも知れません。

城跡碑から府道を少し南下して左折して細い道に入り、突き当たりを右に進むと「佐保栗栖山砦跡」の城山付近に行けます。しかし城山一帯は工事中であり立入禁止でした。この辺りは、彩都を走る府道1号線の延伸工事が行われているので、城山付近に道路が通るのだと思われます。「佐保栗栖山砦跡」の発掘調査が行われたのも、この工事のせいだったのかも知れません。

「佐保栗栖山砦跡」は城山に入れないので城跡碑だけで断念し、「佐保城址」に向かいます。府道110号線に戻って2kmほど北上し、右折します。バイクは道端に駐めました。「佐保城址」の入口は、バイクの進行方向の分岐の右側です。

「佐保城址」の入口には害獣対策フェンスがあり、立入禁止になっています。過去のグーグルマップのクチコミでも、立入禁止のためにあきらめたという報告がありました。わたしも断念しようかと思いましたが、柵の左側に人が余裕で通れる隙間があったので、そこを通り抜けました。

「佐保城址」へ向かう林道を進みます。石垣の遺構が残っており、城址であることが伺えます。

林道を進むと、田んぼがある辺りで「佐保城址」の位置から遠ざかっていきます。そこで田んぼにある害獣対策フェンスの電気柵(2箇所)を通って、城山の下に向かいます。

上の写真の電気柵の向こう側が城山です。城山は一面笹藪状態で、笹をかき分けながら登ります。山上に登ると平坦になり、本郭跡と思われる場所にたどり着きますが、明確な遺構がないため、グーグルマップのマーカー地点を本郭跡としました。目印に赤いリボンを結んでおきました。

城山を降りてきました。再び電気柵を2回通り抜けて林道に戻りました。

バイクを駐めた場所に戻ってきました。往復に約22分かかりました。「佐保栗栖山砦跡」は残念でしたが、「佐保城址」にはなんとか行けたので満足です。

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