今回はタイトルから既に不穏ですが、目的の滝にたどり着けずに迷走して終わりました。滝巡りに当たっては事前に調査して行くのですが、今回はいろいろしくじりました。訪問した方のブログを参考にしたのですが、既に10年以上前の記事であり、現状とそぐわない点があったり、単純にわたしの勘違いがあったりしました。
そういうことで目的の滝は出てきませんが、滝巡りの開始です。まずは「ローソン明治国際医療大学前店」でコーヒー休憩と昼食の調達です。

府道1号線から府道771号線に入り、Y字路を右に入ります。訪問した方のブログではこのY字路から2kmくらいで道路にチェーンが張られており、そこから徒歩2kmくらいで「八反(はったん)の滝」に至るとありました。
Y字路から体感2kmくらい(実際は1kmくらいだった)で道路にチェーンがあったのは、「中江産業」という会社の前でした。でも、このチェーンの先は山の中(実際に登ってみた)だったので嫌な予感がしたのですが、ここにバイクを駐めて徒歩で「八反の滝」に向かうことにしました。


チェーンの先は左の林道を行き、林道終点の左側支流に「八反の滝」があるということでしたので、最初の分岐点を左(橋を渡る)に曲がりました。林道には獣の白骨死体が転がっており、自然の厳しさを感じます。野生の鹿も走っていました。



この林道を終点まで歩きましたが「八反の滝」はありませんでした。でも途中にふたつと終点にも滝がありましたので掲載しておきます。バイクを駐めた場所から林道の終点の滝まで29分かかりました。



メイン林道を左へ曲がった分岐点に戻ってきました。バイクを駐めた場所から林道の終点まで往復して約54分経過しています。この時点では、左へ曲がるところを間違えたと思っていたので、橋を渡って左折して、メインの林道をさらに奥に向かいます。

メインの林道を約5分歩くと左側に林道があったので、左折して林道の終点を目指します。支流沿いに進むと、小さな滝が見えるのですが、林道が高い位置にあるため降りることができません。林道は延々と続くのですが、20分くらい歩いても滝がある感じがせず、林道が山の方へ登っていくので戻ることにしました。



左へ曲がった分岐点に戻ってきました。バイクを駐めた場所から2回林道を往復して約1時間31分経過しています。

再び左折してメイン林道を進むと、チェーンを張れる支柱のある場所がありました。さっきの分岐点から約9分です。ブログの記述はこの先の分岐を左に2km行けと言うことかと合点がいったので、「八反の滝」を目指す気力が出てきました。

林道を3分ほど歩くと左下に滝が見えました。訪問した方のブログの写真と異なるので「八反の滝」ではありませんが、思いのほか立派な滝だったので、滝壺に降りて見学しました。

さらに約20分歩くと工事現場のような場所に出ました。なんか左手の川も見えなくなっています。お昼休みの時間帯だったので重機は動いていませんでしたが、さすがに工事現場に入るのはやめておこうと言うことで引き返すことにしました。帰ってから調べたら、「八反の滝」はさらに先のようでした。チェーンを張れる支柱のある場所から2kmなんて大嘘でした。

バイクを駐めた場所に戻ってきました。途中で昼食を食べましたが、全行程で約2時間47分でした。無名の滝でもいくつかの滝を観ることはできたのですが、「八反の滝」にはたどり着けずに終わりました。

気を取り直して「裏八反の滝」に向かいます。一度府道771号線に戻り「頭巾山(ときんざん)」の登山口方面に右折して林道に入ります。この林道は水浸し状態で、バイクのタイヤが滑って怖かったです。「頭巾山」の登山口に車が止まっていたので、バイクも横に駐めました。

登山道の案内図に「裏八反の滝」が掲載(中央下)されており、今度は間違いなく行けそうです。案合図に従って林道を進みます。


約9分ほど歩くと左下に滝が見えたので、滝壺に降りました。訪問した方のブログの写真と見比べたところ同じ滝だったので、「裏八反の滝」は無事観ることができたと思いました。

バイクを駐めた場所に戻ってきました。往復で約18分でした。しかし、後で気づいたのですが、訪問した方のブログには「裏八反の滝」の手前にある無名の滝も紹介されており、それと見比べていました。もう少し先まで進んでいれば「裏八反の滝」に行けたのですが・・・自分の間抜けさ加減に呆れてしまいます。

散々歩いたり、ぬかるむ林道を走ったりしたのに、「八反の滝」も「裏八反の滝」にも行けずじまいでした。失意の気持ちを「セブンイレブン園部内村町店」でホットコーヒーで慰めて帰りました。
