今回も往復200km滝巡りです。最近は綾部市や福井県だったので、今回は丹波市に足を伸ばしました。まずは「ローソン篠山安田店」でコーヒー休憩と昼食の調達です。さすがに朝晩は涼しくなってきたのでホットコーヒーが美味しいです。

「白龍の滝(雌滝・雄滝)」は丹波市の「日ヶ奥渓谷」にあります。キャンプ場も併設されていますが、滝を観るだけなら「日ヶ奥渓谷」の駐車場が利用できます。(キャンプ場の駐車場は有料です。)



駐車場から階段(横に滑り台が併設)を降りて「日ヶ奥渓谷」に入ります。途中に水力発電所跡があります。



「白龍の滝(雌滝)」までの遊歩道は整備されており、渓流や巨石の間を巡ります。





「白龍の滝(雌滝)」の手前に小さな二段の滝がありました。その先も大きな岩の間の通路や石段を進みます。



「白龍の滝(雌滝)」に到着。バイクを駐めた場所から約8分です。岩肌を流れる滝が美しかったです。


「山神神社」または「山乃神」です。鳥居と小さな祠があります。山の神さまの祠ってあちこちにありますね。わたしの実家の裏山(牛松山)にも祠が2ヶ所あります。


「白龍の滝(雄滝)」に到着。バイクを駐めた場所から約17分です。「雄滝」は「雌滝」よりまっすぐ水が落ちていますね。


帰り道は来た遊歩道を戻らず、「山神神社」の横の林道を降りていきました。往復で約27分かかりました。


次は「独鈷の滝」と「不二の滝」に向かいます。これらの滝は「五台山」の登山道の途中にあります。バイクは登山道の入口に駐めました。駐車場らしきものもあったのですが、まあバイクだからいいかな、と。



害獣対策フェンスを開閉して「五台山」の登山道に入ります。こちらも整備されていて歩きやすいです。


「独鈷の滝」に向かう途中に小さな滝がありました。2本の水流に分かれていて夫婦滝みたいですね。

登山道にはお地蔵様がおられたり、渓流を眺めたりで、のんびり散策できる感じです。


「独鈷の滝」に到着。バイクを駐めた場所から約5分です。この滝はまっすぐに落ちている滝で、不動明王の持つ剣のような感じです。わたしは「独鈷」を密教の法具だと思っていたのですが、「縦に1に模した形を連ねて、縞状に織り出した織物。また、その模様。」の意味もあるらしく、この滝はまさにそれですね。


「不二の滝」を目指して進むと不動明王の社があります。左手の岩山をくりぬいたような洞窟の中に不動明王が鎮座されています。




この先は少し道が荒れてきて、本格的な登山道になります。すぐに三叉路になり、「不二の滝」がどちらなのかわからなくなりました。グーグルマップで確認したところ、左方向でした。よく見たら案内看板が割れて埋まっていたので、掘り出して設置しておきました。



「不二の滝」の真上に到着。バイクを駐めた場所から約19分です。でも、ここからでは滝壺に降りられないので、登山道を少し戻って降りる道を探しました。


登山道から滝壺に降りる道? です。1枚目の写真の右手に降りていき、木が4本渡されただけの橋を渡り、渓流に降ります。あとは苔むした岩で滑らないように注意しながら滝壺に向かいます。



「不二の滝」の滝壺に到着。こちらは「独鈷の滝」とは異なり段差のある滝です。まっすぐ落ちる滝と変化のある滝の両方楽しめるのは素晴らしいですね。ここで少し時間が早いですが、滝を眺めながら昼食をいただきました。

帰り道は、来た道を戻ります。不動明王の社と「不二の滝」の間には大きな岩に挟まれた道があります。また帰り道から観る「独鈷の滝」もなかなか良かったです。往復で約42分かかりました。(昼食で5分くらい?)


