滝巡り(綾部市 修練の滝編)

今回は綾部市と舞鶴市との境にある「修練の滝(修業の滝)」です。「修練の滝」は「弥仙山(みせんさん)」にある「弥仙山回遊コース(改心の道)」の途中にあります。そのため滝を見るだけでなく回遊コースを歩いて「弥仙山(664m)」にも登ってみました。

まずは「ローソン明治国際医療大学前店」でコーヒー休憩と昼食の購入です。今日の予想最高気温は猛暑日レベルなのですが、朝は比較的涼しかったのでホットコーヒーにしました。

「修練の滝」へは府道74号線から登山口の駐車場に向かいます。グーグルマップは途中から道がなくなり、駐車場に着く前に「到着しました」とアナウンスしていました。

駐車場にはそこそこの広さのある未舗装のスペースがありますが、バイクは日陰に駐めました。登山道の案内看板や登山記録箱もありました。

駐車場からの道は三叉路になっており、どちらから登ってもぐるっと回って戻ってこれます。「修練の滝」に近いのは左側なので、わたしはそちらから登りました。左回りだと山頂まで2.4kmです。

左手の道を進むとすぐに「水分(みくまり)神社」があります。

三叉路から「水分神社」を経由して、約5分で鳥居が見えてきます。この鳥居の先から回遊コースの登山道に入ります。「現在地【通報用】」の看板は登山道に適宜立てられています。登山中に怪我や体調不良で助けを呼ぶときにこの番号を伝えると捜索範囲が限定できるからだと思われます。

登山道はかなり整備されており、歩きやすいです。約400m毎に距離を示す石柱がありました。

「修練の滝(修業の滝)」に到着。バイクを駐めた場所から約25分です。グーグルマップでは「修練の滝」なのですが、現地では「修業の滝」ですね。訪問した方のブログによると舞鶴市の案内看板が「修練の滝」になっているそうです。

滝巡りとしての目的は果たしたのですが、ここまで来たのだから「弥仙山」に登ることにしました。この回遊コースが「改心の道」と名付けられているのは、「修練の滝」があるからなんですね。

登山道(参道と表記されている。)を行くと「於成(おなる)寺古跡」がありました。その先を行くと立派な石の階段があり、「於成神社」へと続いています。このお寺や神社は修験道の行場だったようです。

「於成神社」に到着。「弥仙山中の宮」だそうです。「修練の滝」から約10分です。しかし、こんな山の中に石の階段を作るなんて、信仰心というものはすごいですね。

ここからは「弥仙山」の山頂まで進みます。神社の近くは石段ですが、すぐに登山道に戻ります。

「弥仙山」の山頂まで200mの案内看板です。下の写真の右手に行くと山頂、正面に行くと回遊コースの続きになります。

「弥仙山」山頂にある「金峰神社」です。「弥仙山奥の宮」だそうです。「弥仙山参道」という案内看板があるのは「金峰神社」の参道という意味なんですね。山頂までは、バイクを駐めた場所から約1時間かかりました。ここで昼食をいただきました。

ここからは回遊コースの後半です。先ほどの三叉路まで戻るのですが、来た道と異なる道で戻りました。下の写真の縄は、危険防止なのか宗教的なものなのかよくわかりませんでした。

回遊コースの後半は、山の尾根を渡る感じで進みます。案内看板には「日置台」5.8kmとあったのですが、回遊コースは「日置台」まで行かず、途中で分岐します。それでも山頂までの距離より、明らかに長い距離を歩くことになります。また、途中で木の伐採と搬出をしている林業の作業現場がありました。

「日置台」と回遊コースとの分岐点に到着。「金峰神社」を出発してから約50分です。バイクを駐めた場所から「金峰神社」まで約1時間でしたから、後半の方が大きく迂回していることがわかります。看板によると駐車場に戻る回遊コースには危険箇所があるようです。

これが危険箇所です。道が崩落しています。右上に見える木の根っこは落ちているだけなので、山肌にへばりつくようにして通過しました。

分岐点以降の登山道は狭くなり、倒木も増えてきます。ただ、案内看板や赤いリボンがあるので、道に迷うことはありません。

わたしは駐車場から左手の林道を進んで回遊コースに入りましたが、山を降りてきて右手の林道に入る橋が見えてきました。橋を渡って林道側から見ると、ここから登山道に入るという案内看板がありました。

バイクを駐めた場所に戻ってきました。林道に出てからもかなりの距離がありました。昼食を食べた時間も含めて、回遊コースを一周するのに約2時間45分かかりました。山頂までが約1時間、山頂から降りてくるのに約1時間30分という感じです。(昼食は約15分)

往路は「ローソン明治国際医療大学前店」で休憩しましたが、復路は「ローソン篠山安田店」でコーヒー休憩をしてから帰りました。雷雨の予報も出ていたのですが、降られなくて良かったです。

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