今日は秋雨の晴れ間みたいなので滝巡りに出掛けました。台風も沖縄付近に居るし、今週末にかけて雨の日が増えそうです。
滝巡りをしていて「不動(尊・明王)」の滝が多いなあという印象があったのですが、日本には2016年時点で135ヶ所の「不動滝」があるそうです。なぜ滝が「不動(尊・明王)」の名前を冠するのかには諸説あるみたいですが、不動明王の俱利伽羅剣を滝の流れ落ちる様に重ねているようです。今回訪問した「忍の滝」も現地の案内看板では「不動滝」でした。
今日は3ヶ所の滝を巡るため、「ローソン篠山安田店」でコーヒー休憩と昼食の調達を行いました。最後の「忍の滝」辺りで昼食の予定です。

「音羽の滝」の入口(林道)の手前に到着。墓地でした。滝を訪問した方のブログに記載されていた道順から推定したのですが、結果から見ると間違っていました。

この時は間違いに気づいていないので、林道を歩きます。ブログでは、バイクを駐めた場所から「音羽の滝」まで200mくらいとのことでしたが、下の写真3枚目の正面に砂防ダムが見えるところまで行くのに約12分かかっています。実はこの砂防ダムの右手に人家が見えており、こっちが一番近い場所だったんですね。ブログの道順を辿るのではなく、グーグルマップで一番近い場所を目指した方が良かったみたいです。



「音羽の滝」の直前には、木製の橋が架かっています。

「音羽の滝」に到着。林道をたっぷり歩いたので、約15分かかりました。滝の周りには祠や石碑が建ち並んでいます。




滝の上には鳥居があります。鳥居の手前の木製の橋から滝を見下ろしてみました。


バイクを駐めた墓地に戻ってきました。「音羽の滝」への往復に約30分かかりました。次は「住山不動滝」に向かいます。「住山不動滝」は「松尾山登山道」の途中にあるみたいです。

「住山不動滝」方面に走ると「白髭岳」と「松尾山」の分岐点があります。もちろん「松尾山」方面(右手)に向かいますが、道はすぐに林道になります。

林道を走るのは嫌なので、Uターンして別荘風の家の前にバイクを駐めました。

林道を歩いて「松尾山住山登頂口」を目指します。事前調査によるとトレッキングシューズは必須だそうです。


「松尾山住山登頂口」に到着。バイクを駐めた場所から約9分です。実はこの場所は2つの川の合流点であり、「住山不動滝」は登山道を歩いて右手の川沿いにあるのですが、何を勘違いしたのか左手の川沿いに無理矢理進んでしまいました。「登山道なのに道なき道だなあ」などと寝言を言いながらグーグルマップを確認したら間違いに気づきました。2枚目の写真の正面に見える山を越えて、本来の登山道に戻りました。


山を越えて右手の川沿いに戻ってきました。正面に見えるのが登山道で、この後川を渡って登山道に入りました。

これが本来の登山道です。山の直登りをしたので、感激もひとしおです。

「住山不動滝」に到着。バイクを駐めた場所から約32分、登山道の入口から約23分かかりました。滝の水量はそれほどではありませんが、雨の翌日なので、これでも多い方なのかも知れません。



帰りはちゃんと登山道を歩いて戻りました。木を渡しただけの橋で川を渡るなど、意外と楽しめる道でした。「川の上流に行けば滝があるだろう」なんて安直な考えで行動してはいけないと肝に銘じました。


最後は「龍蔵寺」の近くにある「忍の滝」に向かいます。「龍蔵寺」の駐車場があったようなのですが、とりあえず直進して鐘楼のある場所にバイクを駐めました。


訪問した方のブログによれば、駐車場から「龍蔵寺」に向かう橋を渡らず、「不動堂」の横を登れば良いとあったので、少し戻って「不動堂」を探すことにしました。
歩き出してすぐ右手に見える階段は「龍蔵寺愛宕堂」へ向かう道のようでした。杖が置いてあると言うことは、結構険しい道のりなのかも知れません。

さらに50mほど進むと右手にお堂が見えます。特に案内看板はないのですが、お堂の裏側に不動明王の像があるので、これが「不動堂」で間違いなさそうです。


「不動堂」の右側から登っていきます。下の写真のように黒黄のトラロープが張ってあるため、道に迷うことはありません。ただ、足元の地面が柔らかいため、かなり滑ります。

シダに埋もれるように置かれている案内看板。左手に「不動尊滝」があります。「忍の滝」とどっちが正式名称なんでしょうね。

「忍の滝(不動尊滝)」に到着。バイクを駐めた場所から約23分、「不動堂」から約17分かかりました。かなり本格的な山登りだったため、もう汗だくです。


滝から川下を見た景色です。シダ等の雑草が生い茂っていて足下が見えないので、歩くのも大変でした。

山を降りました。正面に見えるのが「龍蔵寺」の本堂だと思います。

バイクを駐めた場所に戻ってきました。往復で約38分かかりました。最後はお寺の裏山だから楽だと思っていたのですが、今回の滝巡りはかなり山の中を歩くはめになりました。
滝の周りがシダ等の雑草だらけで昼食を食べる場所がなかったので、鐘楼で休憩がてらいただきました。
