寺社巡り(天理市 石上神宮・大和神社/桜井市 大神神社編)+山登り(桜井市 三輪山編)+行燈山古墳(崇神天皇陵)

今日は友人のM氏と一緒に「三輪山」へ登ります。とは言うものの「三輪山」は「大神神社」の御神体とも言うべき山なので、正確には「登山」ではなく「登拝」となります。登拝中の写真撮影は禁止なのでブログに掲載する材料もないのでした。

まずは「石上(いそのかみ)神宮」に向かいます。渋滞を予想して自宅を7:45頃に出発したのですが、約1時間で「第2駐車場」に到着しました。平日のまだ早い時間帯なのに、結構参拝者がいました。

駐車場の横から参道に向かいました。「石上神宮」と書かれた石柱のところを左折すると参道に入ります。

「鳥居」を抜けてすぐの所に「柿本人麿」の歌碑がありました。「をとめらが 袖(そで)布留(ふる)山の端垣(はしがき)の 久しき時ゆ 思ひきわれは」とあります。「布留山」は「石上」のことを指しているそうです。

歌碑は万葉仮名で書かれていますね。

境内には鶏が多数放し飼いになっており、まだ朝なので「コケコッコー」と賑やかでした。

「本殿」前の門です。

「本殿」です。信仰心とは無縁なので特にお参りとかはしないのですが、神社の静かな佇まいはいいですね。

「本殿」の少し先にある「大銀杏」です。秋に来れば美しい紅葉が見られるんでしょうね。

次は「大和(おおやまと)神社」に向かいました。「鳥居」を抜けた先に「参拝者駐車場」があります。「鳥居」の内側は未舗装路なので、事前に調べていないと車両で乗り入れるのは難しいですね。

参道を歩いて「本殿」に向かいます。

途中に「星塚古墳」の説明看板がありました。この看板の向こう側が古墳のようですが、林状態なのでよくわかりません。

「本殿」です。入口の左手に説明看板がありました。

「大和神社」の説明看板です。「日本最古の神社」とありますが、奈良だと日本最古級がありすぎて、ありがたみが減少してしまいますね。

「大和神社」は「戦艦大和」ゆかりの神社という石碑と説明看板がありました。

「戦艦大和」の「大和神社」の御分霊が祀られていたそうです。艦内神社に祀られていたんでしょうね。

「戦艦大和展示室」というプレハブの建物がありました。入館料は若干の寄進なのですが、照明も点いていなくて無人だったので、外から覗いただけです。「戦艦大和」の模型がありましたね。

予想外に早く「石上神宮」と「大和神社」の参拝が終わったので、「行燈山古墳(崇神天皇陵)」に立ち寄りました。わたしの実家がある亀岡市にも「車塚古墳」という小さな前方後円墳があるのですが、スケールが桁違いです。

さすがは「崇神天皇陵」ということで「宮内庁」の管轄です。

玉砂利を進むと古墳を見学できる場所への階段があります。

階段の上は閉鎖されていて、この先に立ち入ることはできません。正面に見えているのは古墳の前方部です。

横手に石碑が建っていました。

ここから古墳を時計回りに一周してみました。これは見学場所から少し進んだ辺りです。

前方部を回っていきます。

前方部と後円部との境目付近です。

後円部を回っていきます。

反対側の後円部と前方部の境目付近です。

前方部を回っていきます。

見学場所の手前に小さな前方後円墳がありました。説明看板も見当たらなかったので名前等は不明です。奈良だとこの程度の大きさの古墳だと名前さえ付けて貰えないのでしょうか。

生まれて初めて大きな古墳を目の当たりにして感激しました。M氏との待合せは11時なので「ローソン桜井芝店」でコーヒー休憩と昼食の調達をしました。

10時45分頃に待合せ場所の「大神神社第6駐車場」に到着しました。事前に調べた情報では「第6駐車場」にバイク専用の駐輪スペースがあるはずなのですが、見当たりませんでした。帰りに守衛さんに注意されて判明したのですが、バイク専用の駐輪スペースは「第5駐車場」にありました。帰宅後、グーグルマップのクチコミに修正情報を書き込んでおきました。

待合せ相手のM氏が11時丁度にやってきました。彼は「第5駐車場」にバイク専用の駐輪スペースがあるのに気付いて、わたしが駐めていないか確認したそうです。ちなみにM氏は「ゆるキャン△」と「ワークマン」のコラボTシャツを着ています。

「三輪山」へ登拝するためには、12時までに「狭井(さい)神社」で手続きをする必要があるため、速やかに「大神神社」へ向かいました。

「大神神社」の「本殿」です。菊の御紋があちこちにあって、神社の格が違うのを実感しました。

「狭井神社」に向かう途中にある「祈祷殿」っです。こちらも菊の御紋がありまくりです。

「狭井神社]へ向かう「くすり道」です。石碑の向こうに生えている木は「メグスリの木」です。目の病にも効く神様なのでしょうか。

「狭井神社」の「鳥居」です。

「狭井神社」の「本殿」です。右手に見える白いテントが「登拝届」を記入する場所です。

代表して「登拝届」を記入するM氏です。「登拝届」は複写紙になっていて、下山した後で2枚目を「下山届」として提出します。

ここが「登拝口」です。「登拝届」を提出すると白いたすきを受け取り、それを首に掛けて、登拝の注意を聞いた上で登ります。登拝口では、神主さんがお祓いをする「紙垂(しで)」を左・右・左に降って自身を清めてから登ります。

「登拝口」から先は撮影禁止のため、写真はありません。「三光の滝」という修験者用と思われる滝があったのですが、記憶に焼き付けただけでした。

11時45分に登拝し、13時5分に下山したので、往復で約1時間20分かかりました。

駐車場に戻る途中で「大美和の杜展望台」に立ち寄りました。ここに「大神神社」の説明看板があったのですが、やはり「大神神社」も日本最古の神社なんですね。

展望台からの景色です。左手に見える山が「畝傍山」だそうです。「橿原神宮」と「畝傍山」に行く計画も立てているのですが、「大神神社」の近くなんですね。奈良の地理感覚が無いのでちょっと驚きました。

解散する前に「ローソン桜井大泉西店」でコーヒー休憩です。この後、「京阪奈自動車道」の入口付近で分かれて帰宅しました。

M氏からいくつかお土産を貰ったので紹介しておきます。最近ツーリングができないので、渡し損ねていたそうです。

まず上の絵はがきは山口県の大島にある「陸奥記念館」のものです。共通の友人であるN氏の実家へM氏がサイクリングに行ったときに立ち寄ったそうです。

左の「ゆるキャン△」の箱は「チョコビス」というチョコクッキーで、これもコラボ商品ですね。中に「斎藤恵那」ちゃんのステッカーが入っていました。(光って見えないけど、パッケージの右下の子ですね。あと受取りが遅れたせいで賞味期限が切れていました。)

右のは「ゆるキャン△」の「各務原なでしこ」ちゃんのダイカットステッカーです。M氏は「バイクに貼ってね」とか言っていましたが、注意書きに「防水じゃないので水に濡らすな」「直射日光で退色するから気をつけろ」とか書いてあるんだけど・・・。

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