「Scrambler Full Throttle」のタイヤ交換

昨日のブログに書いたように、今日は「Scrambler Full Throttle」のタイヤ交換です。このバイクのタイヤサイズはちょっと変わっていて、前輪が110/80-R18、後輪が180/55-R17です。そのためスクランブラーっぽいタイヤの選択肢がほとんどありません。(主に後輪がロードスポーツタイヤ並の幅があるため。)

候補として健闘したのは、以下の3種類です。国内メーカーは欧州向けには適合するサイズを販売している場合もあるらしいですが、日本では入手不可能でした。

  • PIRELLI:MT60RS(「Scrambler Full Throttle」の純正タイヤ)
  • PIRELLI:SCORPION RALLY STR(欧州のスクランブラーによく採用されている)
  • MICHELIN:ANAKEE ADVENTURE(オン80%、オフ20%のアドベンチャータイヤ)

PIRELLIは「MONSTR 696 PLUS」の頃「暖まらないとグリップしない」「濡れた路面で滑りまくる」ということで良い印象がなく、ずっとMICHELINを愛用していました。純正タイヤの「MT60RS」のグリップは良好だったのですが、11,000kmで前後ともに坊主になる耐久性の低さが不満でした。「F900R」で履いていた「MICHELIN READ5」でも前輪8,000km、後輪12,000kmでしたので、それよりも長持ちして欲しいと思います。(「F900R」はフロントヘビーなので前輪に負担がかかる。)

結論として今回は「ANAKEE ADVENTURE」を選択しました。交換前の「MT60RS」のタイヤはこんな状態でした。一見まだ大丈夫なように見えますが、スリップサインが繋がりまくっています。

タイヤ交換はお馴染みの「ジャパンタイヤセンター箕面店」です。「Scrambler Full Throttle」に適合するサイズは在庫していないので、取り寄せになります。

取り寄せられていた「MICHELIN ANAKEE ADVENTURE」です。さすがに新品タイヤを見ると、「MT60RS」がツルツルなのがよくわかります。ブロックのパターンとしては「MT60RS」の方がスクランブラーっぽいんですけどね。

前後輪のタイヤを外して交換中の様子。後輪はスタンドで、前輪はキャリアで浮いています。このバイクはナンバープレート付きの泥よけがスイングアームに付いているので、タイヤ交換時に外す必要があるため、ちょっと工賃が高かったです。

タイヤ交換にかかった費用は以下のとおりです。(金額は税込み。) 最後に交換した「ROAD5」の前輪が22,990円、後輪が32,010円だったので、円安でタイヤも値上がりしてますね。

ANAKEE ADVENTURE 110/80-R1825,400円
ANAKEE ADVENTURE 180/55-R1734,770円
工賃8,800円(4,400円×2)
外装外し工賃1,100円
廃タイヤ処理660円(330円×2)
合計70,730円

自宅に帰ってきて、改めで交換したタイヤを撮影しました。アドベンチャーバイク用のタイヤなんだけど、思ったよりスクランブラーにも似合いますね。

バイクを買い換えたとき「F900R」に貼っていたステッカーはなくなってしまいましたが、余っていたステッカー(SSTR)とM氏にいただいたステッカー(CBTRと大和神社)を貼っておきました。このバイクはステッカーを貼るスペースが少ないのと、車体が黄色なので色味が合いにくいのが難しいですね。

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