夏の暑さにも負けずに走ります。帰り道(亀岡から茨木へ向かう山中)に40℃の気温表示を見ました。昨年も三田から宝塚へ向かう山中で見たので、フェーン現象のようなものが発生しているのかも知れませんね。
タイトルとは行った順序が異なるのですが、まずは「ローソン明治国際医療大学前店」でコーヒー休憩と昼食の調達をおこない、「蛇ヶ池」に向かいました。名前がおどろおどろしいので何か曰く因縁でもありそうなのですが、説明看板がなかったので不明のままです。
いつものR27から「大野ダム」へ向かう道を走り、途中の集落から山中に入りました。林道に入ると舗装路とダートが交互に現れるので、スクランブラーに乗り換えて良かったと実感しました。もう少しで「蛇ヶ池」という所でゲートが現れました。どうやらゲートの向こうは「丹波広域基幹林道」で、関係者以外は立入禁止のようでした。


仕方が無いので引き返そうかと思案していると、施錠用の南京錠は引っかけてあるだけで、鎖が外れることがわかりました。そこでゲートを開閉して通過しました。


グーグルマップのナビが到着を告げても案内看板ひとつないので、とりあえず路肩にバイクを駐めました。

バイクの後方を見ると左側に登りの小径が見えました。グーグルマップで見ても「蛇ヶ池」の最寄りであることは間違いないので、ここから徒歩で向かうことにしました。

「丹波広域基幹林道」からの景色です。かなりの高さまで登っていることがわかります。

この「火の用心」の立て札に沿って小径が送電鉄塔まで続いています。そう言えば送電鉄塔の保守用の小径には、この立て札が必ずあるような気がします。

送電鉄塔まで登って、さらに進んで少し降った所に「蛇ヶ池」があります。水がないので、草の生えた湿地帯にしか見えません。特に説明看板もなく、名前の由来はわからないままでした。

次は「八幡宮」で向かうのですが、グーグルマップは来た道を戻るルートを指示しています。同じ道を走るのは嫌なので、「丹波広域基幹林道」をこのまま進んで京北まで向かうことにしました。走り出してすぐグーグルマップの経路が「丹波広域基幹林道」経由に切り替わったのですが、「八幡宮」までの距離が25kmくらいと表示されていました。確か来た道を戻れば20kmもなかったような・・・。
こういう道を走るためにスクランブラーに買い換えたんだ!、と走り始めましたが、数キロ毎に舗装路とダートが入れ替わる林道で、「F900R」だったら絶対死んでました。子鹿は走っているわ、土砂と倒木が流出して30cmくらい堆積して道を塞いでいるわで、なかなかスリリングな林道でした。他の車両にはまったく出会いませんでした。

「丹波広域基幹林道」の終点?にはまたゲートがありました。こちらには南京錠はなく、閂を開けるだけで通過できました。こんなに長い林道を走ったのは四国の「剣山スーパー林道」以来ですね。


「丹波広域基幹林道」でヘロヘロになりながら、「八幡宮」に到着しました。バイクは道路脇の空き地に駐めました。信じられないかも知れませんが、正面の草むら(バイクのシートバッグの後方の位置)に参道があります。

草むらを抜けると鳥居と参道の階段があります。左の建物は社務所だと思いますが、倒壊寸前の趣です。

参道の階段も落ち葉や草で、参拝者が少ないことを感じさせます。

これが「本殿」です。掘っ立て小屋みたいですが、これは「社殿」を保護するための囲いです。

正面の扉は施錠されていないので、開けて「社殿」に参拝することができます。もちろんちゃんと閉めてから帰りました。小さな「社殿」ですけど、風雨にさらされないように大事にされているんですね。

今回の第2回美山方面ツーリングは「蛇ヶ池」がメインだったのですが、なんか全部「丹波広域基幹林道」に持って行かれた感があります。いやあ、こんなに林道を走るとは思っていなかったよ。