梅雨が明けて真夏の到来です。さすがに城山に登るのは辛いので、避暑を兼ねて高いところで岩巡りをしようと思い「大野山岩めぐり遊歩道」を歩いてきました。今年の夏は、今のところ湿度が控えめなので、気温は高いですが風が吹くと心地良いですね。
まずは「ファミリーマート豊能町余野店」で、コーヒー休憩と昼食の調達をしました。普段なら平日でもバイクが数台は駐まっているのですが、わたしが居る間には1台しか来ませんでした。

「大野山岩めぐり遊歩道」は「大野アルプスランド」にあります。ここには「猪名川町立猪名川天文台」や「大野アルプスランドキャンプ場」があります。公衆トイレもものすごく綺麗でした。バイクは「大野アルプスランド駐車場」に駐めました。わたし以外には車が1台駐まっているだけで、「猪名川町立猪名川天文台」も開館日ではないので閑散としていました。

開館日ではないとはいえ、天文台は気になるのでとりあえず行ってみました。上のドームが開いて望遠鏡が現れるんでしょうね。でも、ここに来る道を夜に走りたいとは思えません。狭いし街灯なんかありませんからね。

天文台の後ろ側に「恋人の聖地」のモニュメントがあり、記念撮影用のカメラ台まで設置されています。2つのリングが繋がっている意匠は、いかにも「恋人の聖地」のモニュメントらしい感じです。

天文台からの景色です。山頂なので絶景ですね。ちょっと雲が多めなので、暑さもかなりましでした。

さて天文台を降りてきて、「大野山岩めぐり」の開始です。猪名川町がホームページで「大野山巨石めぐり大野アルプスランドマップ(以下「岩めぐりマップ」)」(PDF)を公開しているので、それをスマホに入れて確認しながら進みました。

駐車場から少し進むと「腰掛け岩」があります。ここはまだ遊歩道に入る手前ですが、ちゃんと看板も設置されています。「岩めぐりマップ」には各岩の愛称が記載されているのですが、愛称のない岩は「界○○岩」(「○○」は漢数字)という番号が記載されており、看板なども設置されていません。

「大野山岩めぐり遊歩道」の入口です。遊歩道は車道に沿っているので、車道に降りることができる場所が何カ所かあります。もちろんわたしは遊歩道の出口から車道に戻りました。

この岩は、おそらく「九界岩」です。「界」の文字が見えますね。このように愛称のない岩には看板は設置されていないようです。

「花立岩」です。背景に見える山並みとのコントラストが良い感じです。

少し先にも「花立岩」の看板があり、岩の感じが違って見えますね。

「岩めぐりマップ」によれば、これは「十界岩」です。「界」の字は掘られていなかったので、「花立岩」との位置関係からの推測です。この先、看板のない岩はよくわからなくなりました。

「うるし岩」です。

「大夫婦岩」です。ちょっと葉の陰に隠れていますが、左にもうひとつ岩があります。ここから「カメレオン岩」までの間に「重岩」と「界十四岩」~「界十七岩」があるのですが、どれがどれやら・・・。

これが「重岩」と思われる岩です。いちおう愛称があるのに看板は見つかりませんでした。

おそらく「界十四岩」から「界十七岩」のどれか・・・。大小様々な岩が点在しているので確認不能です。

「カメレオン岩」です。これは見た目のまんまですね。

ここから「大岩石群(神楽座(上部)・氷柱岩(下部))」までの間に、「赤海亀岩」「猿顔岩」「おはこ岩」「UFO岩」「大神岩」があるのですが、もうどれがどれやら・・・。






「大岩石群(神楽座(上部)・氷柱岩(下部))」です。写真は上部の「神楽座」です。下部というのは、単純に下の方だと思います。(「氷柱岩」の看板は見当らなかったです。)

「神楽座」先端から見た景色です。

「鯉の滝登り岩」です。「神楽座」からこの岩までの間に「界十九岩」と「かんむり岩」があるはずなのですが・・・。

「獅子の昼寝岩」です。どう見たら獅子に見えるのかがいまいちわかりませんでした。

「不動岩」です。どっしりとした感じだからですかね。

名もなき岩(笑) 「大野山岩めぐりマップ」にも記載がありません。まあ、記載のない岩の方が圧倒的多い気がします。遊歩道の近くのだけ愛称が付けられているようですね。

「太鼓岩」です。この岩はすごくかっこいいです。

これも名もなき岩(笑) 大野山の山頂付近は巨石がいっぱいです。あ、写真の上に写っているのはUFOではなく、わたしの指です。

「おにぎり岩」です。コンビニで買った昼食はおむすびなので、空腹感が一気に増しました。

「ふくろう岩」です。まさにふくろう! この愛称には納得です。

遊歩道を出て、車道に戻りました。駐車場からスタートして、遊歩道を抜けるのに約50分かかりました。これらの巨石群は火山灰が固まったもので、風化によって割れたりしているらしいです。典型的なのが「太鼓岩」で、すっぱり割れてますね。

車道を歩いて駐車場に戻っています。駐車場まで2km以上歩きます。車道の山側にも巨石が至る所に点在していました。



車も通らないので、車道ではひぐらしの声が鳴り響いてました。ちょっと動画を撮ってきたので掲載しておきます。
駐車場に戻るつもりだったのですが、天文台に向かう遊歩道があったのと、天文台に東屋があったのを思いだしたので、昼食を摂るために再び天文台に向かいました。

昼食を終えて駐車場に戻ってきました。1台駐まっていた車も居なくなって、わたしのバイクしか駐まっていませんでした。
