土日にすごい雨が降ったのでお城巡りは無理と判断し、寺社巡り企画を考えました。本当は南丹市にある「深山(みやま)神社」にも行くつもりだったのですが、バイクで移動中に山から水がどんどん流れていたため、山頂にある「深山神社」は無理と判断して「生身(いきみ)天満宮」だけの訪問となりました。
「生身天満宮」はなぜ「生身」という名前なのかというと菅原道真公が太宰府に流された際に、園部の代官・武部源蔵が小麦山にあった邸内に小祠を作り、密かに菅原道真公の像を安置して生祠として奉斎したのが始まりと言われています。つまり存命中に祀ったので「生身」なんですね。すっごい由緒のある神社なのに、しかもその前を数十回通っているのに知らなかったとは・・・。無知って怖いですね。
今は仕事に就いているので、お城巡りにあまりこだわらず、寺社巡り、滝巡り、古墳巡りなどの企画を増やしていきたいと思っています。
何度も通っているので迷うこともなく「生見天満宮」の駐車場に到着です。道路の向かい側に見える鳥居が参道の入口です。

駐車場の目印は、この大きな灯籠です。ちなみに「生見天満宮」の南側に「京都聖カタリナ高等学校」があるのですが、大学受験の時とか、みんなここにお参りするんでしょうね。

「生見天満宮」の正面です。ここから参道を登っていきます。


「生見天満宮」の境内には、いくつか社があるのですが、これは「厳島神社」です。広島にある海に鳥居が建っている神社と同じ名前ですね。弁天様が祀られているそうで、女性がお参りすると美人になるそうです。


「生見天満宮」の本殿(手前が舞台、奥が本殿)です。さすがに本殿の写真を撮りまくるのは気が引けた(菅原道真公の怒りに触れたくない・・・)ので、写真はこれだけです。

戻るときは本殿の奥からの道を降ったのですが、途中に「生見天満宮」を創建した武部源蔵の墓所と社がありました。社の左端にある石塔が墓所となります。


駐車場に戻ってきました。こんなに由緒正しい神社のことを知らなかったことに驚いています。京都市の「北野天満宮」より有名でもおかしくないですね。

帰りに「ファミリーマート亀岡馬路店」でコーヒー休憩をしたのですが、ホンダのグロムでタンデム・ツーリングをしている熟年夫婦や、スズキのGSX-S1000GT、KTMの250DUKEのにいちゃん達が休憩していました。
