朝晩はめっきり寒くなりましたが、天気が良いのでお城巡りです。いつもの「ファミリーマート亀岡馬路町店」でコーヒー休憩と昼食の調達なのですが、亀岡市は霧で寒かったです。道中の山の中で12℃くらいだったのが、亀岡市は9℃でした。下界の方が寒いとか・・・。

亀岡市から南丹市の神吉を経由して宇津に向かいました。宇津峡公園から府道364号線を西に向かい、林道に入って貞任峠方面に走ります。この辺りは「近畿自然歩道」になっているようですが、林道には落ち葉がいっぱいで怖かったです。
攻城した方のブログで「宇津嶽山城址」の登り口の見当は付けていたのですが、バイクを駐めた場所までには、ブログにあった「林業用の林道」への分岐点は見つかりませんでした。


バイクは林道にエスケープゾーンに駐めているのですが、グーグルマップ上で見当を付けていた登り口は少し戻ったところなので、徒歩で戻りました。この林道は山を切り開いて造ったようで、山側はほとんど絶壁になっていて登れません。
100mほど戻って、かなりの急斜面ですが、登れそうな場所を見つけました。右斜めに登って行けそうな感じだったのですが、途中から木もろくに生えていない急斜面を、草を掴みながら四つん這いで登る羽目になりました。

急斜面を死ぬような思いで登り切ると尾根に到着しました。グーグルマップで「宇津嶽山城址」の位置を確認しながら尾根伝いに進みます。多少のアップダウンや倒木はありますが、楽に進めました。


「宇津嶽山城址」に到着。林状態で、説明看板等はありません。位置はグーグルマップで確認し、目印として赤いリボンを結んでおきました。バイクを駐めた場所から約38分かかりました。



バイクを駐めた場所に戻ってきました。帰り道では急斜面を降りたくなかったので、林道が間近に見えるまで尾根を進み、バイクを駐めていた辺りで斜面を滑り降りました。往復で約38分かかりました。

攻城した方のブログでは、「林業用の林道」へ入ってから登ると良いという記述があったので、バイクを駐めた場所の先を歩いて調べてみました。
結果、バイクを駐めた場所から100m行かない所に「林業用の林道」への分岐点がありました。林道に入ってすぐ右手の山に登れば、尾根伝いに「宇津嶽山城址」に行けると思います。これに気づいていたら、死の急斜面を四つん這いで登らなくてすんだのでした。いちおう分岐点に赤いリボンを結んでおきました。


次は「世木林城址」に向かいます。「世木林城址」は、「日吉ダム」によってできた「天若湖」に突き出た半島にあります。この辺りの集落がダムに沈んだせいで、山頂にあった「世木林城址」がかなり低い位置に降りてきたことになります。
「世木林城址」のある半島を進むと、ゲートで通行止めになっているので、その手前の広場に駐めました。水上バイクで暴れるアホや無法なバス釣りなどのせいで通行止めになったようです。


攻城した方のブログによれば、半島の先端に行く途中にある広場付近から「世木林城址」に登れるみたいですが、とりあえず半島の先端まで行ってみることにしました。
半島の先端に到着。バイクを駐めた場所から約6分です。バカ共を駆逐した結果、美しい湖面が保たれています。


ダム湖に向かって左手に歩いて行くと駐車場があり、そこから赤いリボンが見えました。ということはここからでも「世木林城址」に登れるのでは? ということで、登ることにしました。


こちらから登ると最初は急斜面ですが、木に掴まって登ればさほど危険ではありません。尾根まで登れば、あとは尾根伝いに進むだけです。


「世木林城址」に到着。林状態で、説明看板等はありません。位置はグーグルマップで確認し、目印として赤いリボンを結んでおきました。バイクを駐めた場所から約17分かかりました。


帰りはこのまま尾根伝いに進み、攻城した方のブログにあった半島の先端に行く途中の広場付近から降りることにしました。道路に降りる斜面は、登るのは良いかもしれませんが、降りるのはちょっと怖かったです。


あとは道を歩いて、バイクを駐めた場所に戻りました。往復で約28分かかりました。本当はこの後「殿田城址」に行く予定だったのですが、軍手や靴がドロドロなのでやめました。最近は晴天続きなのですが、山は意外とぬかるんでいました。

